情報あれこれ

主に海外保守系の記事を翻訳、更に登録している180以上の動画から、他メルマガからの抜粋ネタも掲載しています。

偽善者イーロン・マスク、政府の監視と戦うふりをしながら利益を得ていた


04/01/2024 // イーサン・ハフ



アフリカ系アメリカ人の電気自動車(EV)の第一人者であるイーロン・マスクは、特に政府の監視に関して、言っていることとやっていることに関しては偽善者である。
政府のプライバシー侵害には反対だと豪語しながら、マスクのXプラットフォーム(旧ツイッター)は政府のスパイマシンで、マスクとその仲間に多額の現金を生み出している。


10年前、当時のツイッターは、ソーシャルメディア・ユーザーに対するワシントンの乱暴な監視に関する透明性を強制する目的で、政府を相手取って訴訟を起こした。この訴訟は昨年秋まで続いたが、Xはその間も政府のソーシャルメディア監視から利益を得ていた。


『Intercept』誌は、昨年9月にXの弁護士たちから出された、連邦政府が人々の生活に介入するのをやめるよう求める嘆願書を含め、この問題に関するマスクの偽善についての詳細な調査記事を掲載した。


歴史は、電子通信の監視が政府による濫用の肥沃な土地であると同時に、国民が強い関心を寄せる政治的トピックの避雷針であることを示している。


最高裁がこの件の審理を拒否したことに失望している。



詐欺師マスク

The Interceptは、マスクの美辞麗句とは関係なく、Xの腹の中で実際に何が起こっているのか、真実を明らかにするために情報公開法(FOIA)請求を行った。その要求は、政府の監視問題に関するマスクの認識された誠実さに大きな穴をあけた。


米シークレットサービスと監視企業Dataminrとの間で交わされた電子メールで明らかになったように、Xは政府監視目的のユーザーデータ販売で利益を得続けていることが判明した。そしてXは、マスクが公の場で反監視の大勝負を語っているときでさえ、政府監視目的のユーザーデータの販売から利益を得ている。


Xとの "特別な関係 "を誇示してきたDataminrは、かつてのツイッター・プラットフォームと他のソーシャルメディアやインターネット・プラットフォーム上の一般人の行動を継続的に監視している。


「Dataminrは顧客に、希望するトピックに関するカスタマイズされたリアルタイムの "アラート "を提供し、警察のようなクライアントにソーシャルメディア全知全能の形を与えている」とThe Interceptは報じている。


このアラートによって、警察は、例えば、抗議活動が計画段階から街頭へと移動するのを自動的に追跡することができる。


Dataminr社は、同社の政府監視プラットフォームであるFirst Alertを、救急隊員が突然の危機に迅速に対応するための公共安全ツールとして擁護しているが、このツールは、憲法修正第1条で保護されたオンライン政治的言論や現実世界の抗議活動を監視するために警察によって使用されていることが繰り返し示されている。


DataminrとXの関係がユニークなのは、ユーザーコンテンツをスクレイピングしなければならない他のプラットフォームとは異なり、XがDataminrに同社のデータへの直接アクセスを許可していることだ。


このファイヤーホース・データへの特別なアクセスがあるからこそ、Dataminrは政府にサービスを売ることができたのだ。それがなければ、Dataminrは単なるデータスクレイピング・サービスに過ぎない。


マスクがXを引き継いだ後も、旧Twitterの腐敗を終わらせると豪語しながら、Dataminrはこれまでと同じことをファイアホースで続けており、マスクが偽善者であることを証明している。


「マスクの下で、XがDataminrに、ひいては政府にユーザーへのアクセスを貸し続けるかどうかは不明だったが、シークレットサービスからのメールは、昨年の夏の時点で、ソーシャルメディアプラットフォームが依然として政府の監視ビジネスに大きく関わっていたことを裏付けている」とThe Interceptは警告している。