「シャネル」はナチスのスパイだった
あなたはココ・シャネルと聞いてどんなイメージを持ちますか?
高級ブランド「シャネル」の創業者でしょうか。
確かにそうです。
しかし、ココ・シャネルに、もう一つの裏の顔があったことはあまり知られていません。
それが、「ナチスのスパイ」であったこと…
信じられない話ですが、彼女は第二次大戦中にスパイ活動をしていたのです。
それもナチスに協力をして。
そのコードネームは「ウエストミンスター」。
ナチス親衛隊(SS)情報将校との愛人関係を持っていたことや、上流階級とのネットワークを使い、彼女はスパイとしての役割を果たしました。
なかでも興味深いのは、ナチスの将校と、イギリス首相チャーチルとのパイプ役を果たしていたということ。
実際、ナチスのスパイ作戦「モデルフート作戦」の主軸を担ったのは彼女でした。
その作戦は、「ナチスと連合軍との和平交渉」。
ナチスとイギリス政府の橋渡しの役割を果たそうとしたのです。
このように、彼女がナチスに協力した背景は、諸説あるものの、シャネルが過激な反ユダヤ主義だったことも関係しているのでしょう。
ちなみに戦後、シャネルがナチスに協力していたことを糾弾されなかった裏側には、懇意にしていたチャーチルの口添えが大きく働いていたとも言われています。
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