米作りから学ぶ「自然」
熊本県八代市の稲本薫さんは、自然栽培歴35年という非常に長い間無農薬・無肥料でお米を栽培しています。
昨年、稲本さんの田んぼで明確に確認できた現象を皆さまに共有したいと思います。
この現象を通して自然界の仕組みを感じられてみて下さい。
稲本さんの田んぼでは、除草剤を全く使用しないので多種類の草が夏には生えてきます。
その中で特に問題になっていたのが、外来種の草だったのですね。
なかなか強くて繁茂する状況でした。。。
ところが3年ほど前から徐々にその草が自然と枯れだし、昨年においては確実に草が枯れていきました。
不思議に思った稲本さんは、田んぼに入ってよく観察すると、なんとその草を蛾の幼虫が食べていたのですね。
通常、農業では蛾の幼虫といえば害虫扱いされます。
ところが稲本さんの田んぼでは、蛾の幼虫が外来種の草の繁茂を抑えてくれたのです!
一般には「除草剤を使用しなければ草が繁茂してダメだよ」と言われるでしょう。
しかし、除草剤を使用しなかった先に現れたのがこの現象です。
現代においてこれは奇跡的な現象ですが稲本さん曰く「これは奇跡ではなく、これが現実なんです」と。
自然栽培とは、自然を大事に尊重して農業をしています。
田んぼに棲む生物達の命も尊重しています。
自然を大事にして育てると、自然界が味方になってくれるのだと確信した現象でした。
下記のURLで、稲本さんの田んぼの変化の写真や動画でお話もして頂いたのでご覧頂ければと思います。
【自然栽培米水田に現れた変化とは!?】
https://oita-shizen-kome.com/field/index-5851.html
【自然栽培専門店】ナチュラルスタイル井田