CDCがCovidワクチンと心筋炎に関する警告を出さなかったのは、パニックを引き起こしたくなかったからであることがEメールで明らかに
ウィル・ジョーンズ 2024年1月26日
『エポック・タイムズ』紙が入手した電子メールによれば、アメリカの公衆衛生機関のトップであるCDCは、COVID-19ワクチンと心臓の炎症に関する警告を送らなかった。
米国疾病予防管理センター(CDC)は2021年、心臓の炎症(心筋炎)とファイザー/BioNTech社およびモデルナ社のCOVID-19ワクチンに関する注意喚起の草案を作成した。内部文書によれば、職員は一般に公表する準備をし、局長に文言を確認させるなどの措置をとった。
この警報はCDCの健康警報システム(HAN)ネットワークを通じて送られるはずであった。
しかし、警報は送信されなかった。
エポック・タイムズ紙が独占的に入手した2021年5月25日の電子メールでは、CDCの職員が、なぜ一部の職員が警報の送信に反対したかを明らかにしている。
「公式HANの是非が今主に議論されていることです。HANはCDCの臨床医や公衆衛生局への主要な連絡手段であるため、HANになる可能性が高いと私は考えているが、人々は警鐘を鳴らすように見せたくもない」
オリバー博士はファイザー社かモデルナ社の従業員とやりとりしていた。エポック・タイムズ紙が入手したコピーでは、その従業員の名前と電子メールは編集されていた。
オリバー博士はコメントの要請に応じなかった。電子メールについて尋ねられたCDCは、オリバー博士の声明には触れなかった。
「CDCが、ワクチン接種者における心筋炎と心膜炎のリスク増大について警告する正式な警告を臨床医に即座に発しないという明白な決定を下したことは、許しがたいだけでなく、医療過誤である」と、上院国土安全保障・政府問題委員会常設調査小委員会の共和党トップであるロン・ジョンソン上院議員(ウィスコンシン州選出)は、エポック・タイムズ紙に電子メールで語った。
「CDCは、国民の健康よりも自らの社会的認知を優先すべきではなく、そのような決定を下した者は十分な責任を負わなければならない」と彼は付け加えた。
全米の医師が心筋炎患者が胸痛やその他の症状を訴えて救急外来を受診している時に、どの職員が警告を送らないことを決定したのか、あるいはどの職員が警告を送らないことを決定したのかは、まだ不明である。