スイス、2050年まで人口を1000万人に制限する国民投票を実施へ
タイラー・ダーデン 2024年4月7日
ポール・ジョセフ・ワトソン著、Modernity.news経由
大量移民を制限する目的で、スイスは2050年まで人口を1000万人に制限する国民投票を実施する。
ポピュリスト(大衆迎合主義)であるスイス人民党(UDC)は、わずか9ヶ月の間に11万4,600人の署名を集め、国民投票を実施するために18ヶ月以内に10万人の署名を集めるという政府の要求を満たした。
この国民投票が承認されれば、スイスは今後25年間、ヨーロッパの裕福な国の永住人口を1,000万人に制限し、「持続可能な人口発展」を維持することになる。
「この提案では、永住人口が950万人を超えた時点で、スイス政府は緊急措置を講じなければならなくなり、たとえば、移民が滞在許可証やスイス市民権を取得したり、国内に滞在するための権利を停止することになる」とリミックス・ニュースは報じている。
この投票は、スイスがEUとの自由移動に関する二国間協定を破棄し、国連移民グローバル・コンパクトから離脱することを意味する。
UDCのリーダーであるマルコ・キエーザは、この住民投票は 「独立、直接民主制、主権、自由という我々の価値観を守る 」役割を果たすと同時に、「我々全員の安全、サービス、幸福 」を保証するものだと述べた。
「2023年以来、初めて900万人以上の人々がわが国で暮らすようになりました」とUDC全国評議員でグループ会長のトーマス・エスキは語った。
昨年はさらに98,851人がわが国に移住した。これに3万人以上の亡命希望者が加わった。
他のヨーロッパ諸国と同様、スイスへの大量移民は、「住宅不足と家賃の上昇、道路の交通渋滞、満員の電車やバス、学校の水準の低下、暴力や犯罪の増加、電力不足、一人当たりの所得の停滞、増え続ける健康保険料、社会サービスの負債、景観の美しさや自然保護への圧力の増大」などをもたらしている、と同党は指摘する。
UDCは以前、アフリカからの新規入国者の生活保護率は34%で、この国は大量移民に飲み込まれつつあると警告した。
スイスの刑務所の受刑者の約3分の2は外国人であり、アルジェリア人の割合が最も高い。
一方、下のビデオにあるように、日本は労働力不足を解消するために大量移民に国境を開放するという、まったく異なる道を選んだようだ。
Who Wants to Tell Him?
https://www.youtube.com/watch?v=kunuFjyvwoE