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過疎化推進者ビル・ゲイツが喧伝する、太陽光が地表に届かないようにする未試験プロジェクト


02/26/2024 // キャシー・B.



ビル・ゲイツが抱いている「気候変動」から地球を救うために太陽を部分的に遮断するというアイデアは、まったく正気の沙汰ではないように聞こえるかもしれない。
ゲイツとグローバリストのジョージ・ソロスの両者が推し進めている実験的地球工学は、太陽光を地表から反射させる目的で人工的な白い雲を大気中に送り込むというものだ。


ハーバード大学でゲイツが支援した、気球を使ってエアロゾルを散布するプロジェクトは、世論の反発を受けて中止されたが、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙によれば、現在、他の科学者グループもこの目的の推進に取り組んでいるという。


人間や動物が糧としている野菜、食用作物、果樹が育つためには太陽光が必要だ。さらに、太陽光はビタミンDの主な供給源である。ビタミンDは私たちの体を刺激し、免疫の健康維持に不可欠な栄養素であり、さまざまな病気の予防に役立つことがわかっている。このため、ゲイツやソロスのような人口減少推進派にとって、地球工学の取り組みは当然ながら大きな手段となる。


ソロス自身もこう主張している。 「私たちの文明は、気候変動の不可避な進行によって崩壊の危機に瀕している。グリーンランドの氷床が溶ければ、海の水位は7メートル上昇する。それは私たちの文明の存続を脅かすものです」。


アル・ゴアの警告のように聞こえるが、どれも実現しなかった。しかし、人々を怖がらせ、我々がグローバリストの助けを必要としていると信じ込ませることは、彼らが権力を行使する最善の方法であり、彼らはそれを知っている。


現在、サザンクロス大学の主導のもと、6500万ドルをかけた「サンゴ礁の回復と適応プログラム」の一環として、「海洋雲を明るくする」研究プロジェクトが実施されている。このプロジェクトでは、地球温暖化を食い止めるために、雲が太陽光を地球から反射するように改良される。


高圧ノズルを使い、海水を混ぜた塩分を含んだ海水を空中に噴霧する。これは、海上の低空に浮かぶ雲を明るくし、太陽光を反射しやすくすることを目的としている。海面に影を作ることで、グレート・バリア・リーフが涼しくなることが期待されている。


イスラエルのスタートアップ企業スターダスト・ソリューションズによる別のプロジェクトでは、反射粒子の雲を6万フィート上空に飛ばし、太陽光を地球から反射させて大気を冷やすシステムがテストされている。これは太陽放射管理という考え方に基づいている。この概念は、その未検証の性質と、地球とあらゆる生命体に及ぼす可能性のある未知で予測不可能な影響から、多くの論争を引き起こしている。



気候工学の禁止を求める科学者たち

一部の批評家たちは、モンスーン活動などの気象システムや地球規模の水循環が変化する危険性を挙げ、こうした活動を世界的に禁止するよう求めている。モンスーンの雨は、人々に水を供給し、食料を確保するために重要である。


また、こうした取り組みが一方的に行われれば、それを行う国にとってはプラスに働くが、世界の別の地域にとってはマイナスに働き、地政学的な対立につながりかねない。


多くの人々がこうしたプロジェクトの長期的な影響を当然懸念しているが、最大のリスクのひとつは、実際に効果があり、地球の気温や二酸化炭素を本当に減少させ、この地球上のすべての生命を危険にさらすことであることも念頭に置いておく必要がある。