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アメリカで勃発する文化的内戦の背後には、エリート主義者の1%がいる


02/16/2024 // イーサン・ハフ



政治的に重要な問題に関しては、ほとんどの場合、アメリカ人は中道である。大多数は急進的とは正反対で、相反する意見を受け入れる余地を残した賢明なアプローチをとっている。しかし、すべてを急進化させ、国を崖っぷちに追いやるエリート主義者の1パーセントもいる。


世論調査員のスコット・ラスムッセンは最近、独自の調査から、米国を文化的内戦へと導いている破壊的な急進主義の背後にある主な原動力は何かについて、興味深い事実を発見した。


ラスムッセンは毎週、通常1000人前後の回答者を対象に2つの全国調査を実施している。ラスムッセンと彼のチームは、調査のたびに、最も分裂的なイデオロギーを推し進める3、4人の超過激派が必ず存在し、彼らはみな金持ちで "高学歴 "であることを観察した。


「急進的な回答は、大学院の学位(大学院での研究だけではない)を持ち、世帯年収が15万ドル以上で、大都市(郵便番号ごとに1万人以上)に住んでいる人々から得られている」と、ニュート・ギングリッチはリアル・クリア・ワイヤーに書いている。


ラスムッセンが20以上の調査の回答を集計したところ、これらの人々がユニークなエリート1%を構成していることがわかった。



金持ちエリートはバイデンが大好き

この問題をさらに調査するために、ラスムッセンと彼のチームは、このような過激派をさらに根絶するために特別に考案した調査を行い、回答者にバイデン大統領のパフォーマンスを評価するよう求めた。一般的にバイデンの支持率は41%程度だが、前述の富裕層、エリート主義者の1パーセントは82%の支持率をバイデンに与えた。


この富裕層の多くは驚くほど若く、67パーセントが35歳から54歳である。彼らの86パーセントは肌が白く、"白人 "に分類される。


このグループの半数近く、約47パーセントが「サンダースのような政策」、つまりバーモント州上院議員バーニー・サンダースの民主社会主義綱領を支持している。そして予想通り、この金持ちエリートグループの4人に3人は民主党に登録している。


金持ちエリートたちが忌み嫌うもう一つのものは自由である。アメリカ人の57パーセントは、アメリカ人に与えられた個人の自由はもはや十分ではないことに同意しているが、金持ちエリートの半数近く、つまり47パーセントは、自由が多すぎる、個人の自由は劇的に縮小されなければならない、と言っている。


「政治に執着している層(毎日政治の話をしている層)に聞くと、69%がアメリカには個人の自由がありすぎると答えています」とギングリッチは指摘する。


「このことを考えれば、1%のエリート層が政府に絶大な信頼を寄せているのは驚くことではない。約70パーセントは、政府がほとんどの場合正しいことをすると信頼している」。


ラスムッセンの調査で最も気になるのは、自由で公正な選挙に関するものだろう。金持ちエリートの35%、政治に執着する金持ちエリートの69%が、選挙で負けるくらいならズルをすると認めた。


平均的なアメリカ人では、93パーセントが不正行為を拒否し、正直な選挙での敗北を受け入れている。不正をすると答えたのはわずか7パーセントだった。


ほとんどの有権者の6パーセントしか議員に好意的でないのに対し、1パーセントのエリート層では69パーセントが好意的である(これはほとんど想像を絶する)。全有権者の10パーセントがジャーナリストを好意的に見ているのに対して、エリート1パーセントは本当に好きである(好意的71パーセント)。全有権者の17%が大学教授に好意的であるのに対し、エリートの1%は大学教授が大好きである(76%)。エリート1%の多くは大学教授かもしれないのだから。


私たちが現在知っているようなアメリカがなくなるまで、そう時間はかからないだろう。