カリフォルニアの夏は過去10年で最も寒い
2023年9月27日掲載 文:キャップ・アロン
2023年の夏は、米国の大部分にとって平均より涼しい夏となったが、カリフォルニア州も例外ではなかった。
西部地域気候センターによると、ゴールデン・ステートでは2011年以来最も涼しい夏となった。
同センターの研究員ダン・マッケボイは、この地域上空に低気圧が停滞したことと、ハリケーン・ヒラリーの冷却効果によるものだと説明した。
さらに、南カリフォルニアはこの夏、例年になく曇りがちであった。そして、引用にあるように、
雲は地球の日よけであり、何らかの理由で雲量が変化すれば、地球温暖化、あるいは地球寒冷化が起こる。
これは元NASAの科学者ロイ・スペンサー博士の言葉だが、ニューヨーク・タイムズ紙の記者ソウマイヤ・カルラマングラの見解も同じである。
カリフォルニアの季節的な暑さからの解放については、全体的な温暖化傾向の中に年ごとの変動があるということ以外には、あまり多くを語ることはできない・・・。
言い換えれば、今年の夏が州全体の灼熱の記録を更新しなかったとしても、カリフォルニアは依然として気候変動の影響を受けており、概して暑くなっている。
レポーターであって科学者ではない。
前年の冬と春も歴史的な寒さと雪に見舞われたカールアマングラだが、このコンボにより、スキー場は過去最高の積雪量を記録した。
たとえば、マンモス・マウンテンはメインロッジで721インチ(61フィート)の積雪を記録し、2010年から2011年にかけて記録された668インチを塗り替えた。山頂では記録破りの900インチ以上(75フィート以上)が観測された。
この雪のおかげで、マンモスは営業史上3度目(1954年以来)となる8月中オープンすることができた。
地球が何年冷却に耐える必要があるのか、気候の詐称者たちがあきらめるまでに何が必要なのか、私は考えている。