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ドイツの内部告発者、BioNTech-Pfizer社製ワクチンに推奨基準値の最大354倍のDNA混入を発見


ロバート・コーゴン 2023年9月23日



ドイツの生物学者ユルゲンO.キルヒナーは、アメリカの科学者ケビン・マッカーナンとフィリップ・バックホルツの発見を再現する形で、本国ドイツに配備されたBioNTech-ファイザー社製mRNAワクチンのバイアルに大量のDNAが混入していることを発見した。ドイツ国外では一般に『ファイザー』ワクチンと呼ばれているが、実際にはドイツのBioNTech社が開発したもので、BioNTech社は合法的な製造業者である。


ファイザー社が完成品の米国供給用のmRNAを製造するのに対し、BioNTech社自身は欧州の下請け業者と提携してEU供給用のmRNAを製造する責任を負っている。しかし、このことはDNA汚染の問題には何の違いもないようだ。


キルヒナーは2022年、デイヴィッド・O・フィッシャーというペンネームで出版した『Die mRNA-Maschine(mRNAマシン)』という本の中で、すでにBioNTechワクチンのDNA汚染の問題について警告していた。この本には『BioNTechのmRNAワクチンのDNA汚染とそのリスク』という章があり、定量化することなく問題を認めた欧州医療機関の文書を引用している。


しかし、その間にキルヒナー自身がBioNTechワクチンの未開封バイアルを5本入手し、マグデブルクにあるライプツィヒ大学病院のブリギッテ・ケーニッヒ教授の研究室に分析に出した。ケーニッヒ教授の分析結果は下表の通りである。ケーニッヒ教授は、WHOが推奨しEUで適用されている1線量あたり10ナノグラムの制限値の最大354倍もの大量のDNA汚染を発見した。ケビン・マッカーナンと同様、彼女は細菌のプラスミドが完全に残存していることも発見した。このプラスミドはmRNAの工業生産工程(「工程2」)で使用されており、この点で、医薬品の臨床試験用のワクチンバッチを生産するために使用された工程(「工程1」)とは異なっている。

この表は、キルヒナー氏が8月9日にドイツの規制当局であるポール・エーリッヒ研究所(PEI)に宛てた書簡から引用したものである。(この書簡は、キルヒナー氏が9月16日にドイツのカール・ラウターバッハ保健大臣に宛てた書簡に添付されている。https://www.genimpfstoffe.com/wp-content/uploads/2023/09/Verblindet-Fax-BMG-Lauterbach-16.-Sept-2023-1.pdf


同じ8月9日の書簡の中で、キルヒナー氏はポール・エーリッヒ研究所がワクチンの発売を承認する前に十分な品質管理を行わなかったと批判している。この書簡の中で述べられているように、また私が以前にも触れているように、PEIはドイツだけでなくEU全体に対してバイオエヌテック・ファイザー社のワクチンのバッチリリースを担当している。
https://dailysceptic.org/2023/06/28/pfizer-vaccine-batches-in-the-eu-were-placebos-say-scientists/
https://dailysceptic.org/2023/07/09/why-the-yellow-vaccine-batches-really-do-appear-to-be-placebos/
https://dailysceptic.org/2023/07/21/vaccine-safety-concerns-sparked-by-cosy-relationship-between-biontech-and-german-regulator/


キルヒナー氏は、PEIが発行している出版物の一つを引用し、特に、PEIがワクチン溶液の純度をテストしていないことを指摘している。


その代わりに「目視検査」が実施されるが、通常の基準では、白と黒の背景でワクチン溶液を見ることで、粗雑な汚染物質しか特定できない。例えば、バイアルにワクチンを充填する際に虫が混入した場合などである。DNAやタンパク質の混入はこの方法では特定できない。必要な溶液の純度検査が組織的に行われていなかったようだ。


ドイツ版『エポック・タイムズ』紙のインタビューでキルヒナーは、PEIがBioNTechワクチンの汚染物質に関する高度なテストを実施しなかったのに対し、EMAはすでに工業生産プロセスにおけるDNA汚染のリスクを特定していたにもかかわらず、より伝統的な組み換えタンパク質技術に基づくノババックスのCOVID-19ワクチンにはそのようなテストを要求したと指摘している。


非常に純粋に製造できるワクチン[ノババックス]はコンタミネーション検査が行われ、大量消費のために純粋に製造できないmRNAワクチンは検査されなかった。では、なぜなのか?


以前にも書いたように、ドイツの規制当局であるポール・エーリッヒ研究所とBioNTech社との間には長年にわたる協力関係がある。その協力関係がどの程度のものなのか、今、疑問が投げかけられている。


ロバート・コーゴンは、欧州問題を広くカバーするジャーナリストのペンネームである。