アルコール消毒は逆効果。発がん性、生殖毒性も。
臨床環境医・三好基晴先生のメールマガジン より
つまり・・・
・皮膚の常在菌が死滅してしまうので、こまめな手洗いとアルコール消毒は逆効果
・アルコール消毒時、アルコールを吸い込む
コロナ禍になってから各店頭にアルコール消毒液が置かれていて、お客さんの多くは使用していますが、帰りに自動車を運転して警察の検問に会ったら反応するかもしれませんね。
次に、アルコール消毒液の主原料であるエタノールについて見てみましょう。
【エタノール 安全データシート】を検索すると、上位にいくつか「安全データシート」と表示されます。
今回は厚労省のものを参照します。
職場のあんぜんサイト:化学物質:エタノール
赤枠で囲ったところに注目して下さい。
区分1:発がん性、生殖毒性 、特定標的臓器毒性(反復ばく露)(肝臓)
区分2:眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性、特定標的臓器毒性(反復ばく露)(中枢神経系)
区分3:特定標的臓器毒性(単回ばく露)
【参照】
https://www.ink-jpima.org/pdf/201304.pdf
もちろん1回の使用によって上記の症状が出るという訳ではありませんが、頻繁に使っていれば発症する確率はどんどん上がっていきますよね。