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米国の人口増加の8割は大量移民が占めている
2023年3月29日 TLBスタッフ

米国では、約100万人の外国人にグリーンカードを、さらに140万人の外国人に一時的な就労ビザを与える大量移民政策が、全人口増加の80％を牽引していることが、新たな分析により明らかになりました。
移民問題研究センター（CIS）が分析した国勢調査局のデータは、米国への合法的な移民がほぼすべての人口増加に寄与している範囲を示しており、2022年には居住人口が3億3330万人に達し、米国史上最高となることが明らかになりました。

「...（中略）101万人の国際移住が、2022年の米国の人口増加の約80％を占めた 」とCISの研究者Steven CamarotaとKaren Zeiglerは書いています。

... （中略）移民は米国の人口増加を促進する主要な要因である。移民の純移動と、かつて米国にいた移民の出生が、過去20年間の米国の人口増加のおよそ3分の2から4分の3を占めたのである。(中略)

毎年、米国は約100万人の外国人にグリーンカードを与えています。グリーンカードの大半は、「チェーンマイグレーション」と呼ばれるプロセスを通じて与えられるもので、新しく帰化した市民は、米国に再定住するために無制限に外国人の親族をスポンサーすることができます。

例えば、2021年のグリーンカードの10分の6以上は、米国にすでに住んでいる家族がいることだけを理由に外国人に与えられたもので、一方、米国での雇用を獲得したことを理由に外国人に与えられたグリーンカードはわずか26％でした。

この年、年間最大55,000枚のグリーンカードをランダムに配布する「多様性ビザ抽選会」を通じて、15,000人以上の外国人がグリーンカードを獲得しています。

また、2021年、アメリカは、ブルーカラーやホワイトカラーのアメリカ人の仕事を奪うために企業が輸入した約140万人の外国人に一時的な労働ビザを与えた。例えば、2021年に60万人近くの外国人が農作業に従事するためにH-2Aビザを取得し、15万人近くが主にSTEM分野の専門的なホワイトカラーの仕事に就くためにH-1Bビザを取得しました。

このような合法的な移民に加え、Camarota氏とZeigler氏は、国勢調査局による報告不足を指摘し、不法移民が非常に多いことを指摘しています。

2022年12月30日、アリゾナ州ユマで、メキシコから渡った後、米国国境警備隊による処理を待つ途中、米国とメキシコの国境バリアに沿うように歩く移民たち。(写真：Qian Weizhong/VCG via Getty Images)

「国境危機とそれに伴う不法移民の巨大な規模、外国生まれの人口の増加...は、純移動が国勢調査局が2022年に推定した101万人を大幅に上回ることを示している 」と、CISの研究者は書いています。

私たちが正しいのであれば、米国の人口は同局の推定を大幅に上回り、昨年1年間の増加分の90％以上を純国際移動が占めたことになります。
...
2021年に入ってから、移民が爆発的に増えている。今後数年間、政策の変更がない限り、移民が人口増加を牽引し続けるだろう。実際、移民は米国の人口規模を膨大に増やす可能性を秘めている。[中略）。

実際、先行研究によると、現在の合法的な移民レベルが低下しない場合、2060年までに国内の外国生まれの人口は7000万人近くに達すると予測されています。