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【気候変動】IPCCの科学と公的報告書の間にある明らかなミスマッチ


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IPCCの科学と公的報告書の間にある明らかなミスマッチ
2022年10月22日公開
ベニー・パイザー博士


地球温暖化政策財団の新しい論文は、公式の気候報告書における冷静な事実情報が、原文(科学者が執筆)から政策立案者向け要約(政治家が執筆)、公式プレスリリース(広報担当者が執筆)、そしてメディア報道(ジャーナリストが執筆)へと移行する際に、いかに着実に歪められているかを明らかにしている。


物理学者のラルフ・アレキサンダー博士によるこの論文は、IPCCの第6次評価報告書の中で、過去2千年間の地球気温の再現と、海洋熱波に関する報道という2つの具体的な分野を取り上げている。
アレキサンダー博士は次のように説明している。


「地球気温の再現を考えてみよう。政治的ハッカーは、科学者が報告書自体に言及していないにもかかわらず、マイケル・マンの有名なホッケースティック・グラフを「政策決定者向け要約」に導入したのです。


このグラフは、現在の気温が「前代未聞」であると主張するために報道関係者によって使用されているが、元の報告書を書いた科学者はそのようなことは何も言っておらず、実際にそのような主張に反するようなデータを報告しているのである」


GWPFのディレクターであるベニー・パイザー博士は、次のように述べています。


「ラルフ・アレキサンダーの論文は、国民がIPCC職員と報道機関に騙されていることを合理的な疑いを超えて証明するものである。


メッセージは明確である。環境保護団体が気候について信じさせようとする、常習的な誇張や宣伝を信用してはならない」


詳しくはこちら climatechangedispatch

PDF⇒
https://www.thegwpf.org/content/uploads/2022/10/Alexander-Chinese-Whispers.pdf



【参照】