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中国がイラクで15の新都市建設を開始


2023年12月31日



中国がイラクで15の新都市建設に着手、華東工程科学技術有限公司と別の企業が住宅建設の契約を獲得。


12月29日付のブルームバーグの記事によると、イラクは中国企業との協力により、国内に5つの新都市を建設する20億ドル計画の一環として、バグダッド近郊で3万戸の住宅建設を12月29日に開始した。


ムハンマド・シア・アル・スダニ首相の政権の目標は、中流階級と貧困世帯のために25万戸から30万戸の住宅を建設することである。4〜5年で建設される新市街には、大学、ショッピングモール、学校、医療施設が設置される。バグダッド郊外に位置する。


中国東方工程科学技術有限公司と中国国家化工工程有限公司は、イラクのパートナーであるシャムス・アル・ビナア社とともに、住居の建設を請け負った。


カルバラ県、アンバル県、ニネベ県、バベル県を含む10都市が来年建設されることが発表され、さらに4都市がまもなく契約される予定である。


北京とバグダッドの合意もあり、最近のイラクでは中国企業が幅を利かせている。


アメリカは、9月にニューデリーで開催されたG20で提示されたインド・中東・欧州経済回廊(IMEC)案を実行に移すために、BRICSを不安定化させるガザ戦争に勝利する必要がある。


イラクと中国企業は2019年、日量10万バレルの原油供給に関する20年契約を結んだ。


契約後、中国企業は発電所、1,000校の学校、ナシリヤ市空港、その他多数のインフラプロジェクトを建設した。


2013年に発表した「一帯一路構想(BRI)」の一環として、中国はイラクをはじめとする西アジア諸国への投資を拡大している。


西アジアはエネルギーが豊富で地政学的に重要な位置にあるため、北京はこの地域の安定を確保し、エネルギー輸入と海外市場への製造品輸出を守りたいのだ。