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知ってはいけないこと: 地球の緑化


2023年10月29日発行 文:CDN



アリモンティの論文にある次のトピックは、あなた方の知的お偉いさん方が、あなた方が学ぶべきでないと定めた、木々、植物、草、そしてCO2レベルの上昇が栄養価の高い食物であり、毒のある 『汚染 』ではない、地球の他のすべての住民の驚くべき成長である。


著者は、大気化学の変化と衛星画像を用いたいくつかの独立した研究を要約している。砂漠でさえ緑化し始めている。その背景には、少なくとも部分的にはCO2の増加がある。この組み合わせは、1ヘクタールあたりの食料生産量の増加を意味する。著者は、産業革命以前のCO2レベルに戻ると、世界の農業生産性が18%低下するという証拠を指摘している。もし人類全体の食料生産が5分の1になれば、貧しい国々は大量の飢餓に直面することになる。


著者は、CO2の増加と一般的な緑化効果は複雑な問題であり、適応しなければ必ずしも有益ではないことを認めている。例えば、春先の植物の成長が早いと、夏には土壌が乾燥することを示した研究がある。そのため、農家はそれに応じて農作業を適応させる必要がある。しかし、農業生産性が何十年も上昇し続けているという単純な理由から、農家が適応して生産性を向上させることに長けていることは分かっている。さらに付け加えれば、何千年も前からである。しかし、特に最近はそうである。著者は、1961年以降のトウモロコシ、コメ、大豆、小麦の1ヘクタール当たりの生産量を示している。



これは年率2.4%から3.8%という驚くべき成長率であり、食料の伸びが人口の伸びを上回っていることになる。著者らはまた、異常気象の変動が農業生産性の伸びに影響を及ぼしていないことも指摘している。要するに、CO2の増加は地球全体の緑化と農業生産性の向上に貢献しているのである。これが、憂慮論者がこの問題に沈黙を守る理由のひとつである。