新たな研究で、海洋熱の75%は自然起源である可能性が高いと判明した
ケネス・リチャード著 2025年10月28日
Principia Scientific International
一般的に「地球温暖化」と呼ばれる現象の現れは、主に(93%)海洋熱含有量(OHC)の増加として描かれている。
表面気温の上昇が示すのはわずか1%に過ぎない。OHCの上昇こそが、現代の温暖化の決定的指標である。
Levitus et al. (2012)によれば、OHCの上昇に対応する1955-2010年の温度上昇は、0-2,000m層においてわずか0.09°Cに過ぎない。
ある新たな研究は、このデータセットにおいて1955年以降の温暖化と冷却という急激なOHCの傾向に注意を喚起している。これは線形に増加するCO2排出量に帰属させることができないものである。
海洋熱収支の変化は、短期的な変動として「1970年から1980年にかけての非常に強い+0.8 W/m²の放射収支の偏り」と「1963年から1970年にかけての非常に強い-0.7 W/m²の負の放射収支の偏り」を示す。しかし同時に「1980年から1990年にかけてのほぼ完全な放射収支の均衡」という期間も存在する。
これに対し、二酸化炭素の漸増による強制力の増加は、こうした劇的な10年単位の変動とは全く整合しない。
温室効果ガスによるほぼ一定な強制率は、これらの急激な放射収支の変化を引き起こしたはずがない。したがって、劇的な放射収支の変化は自然現象によって引き起こされたに違いない。
1955年以降の海洋熱量(OHC)上昇傾向の4分の3は、自然現象、あるいは雲(およびエアロゾル)のアルベド低下に伴う「太陽放射量の増加」に起因すると推定される。
要するに、二酸化炭素濃度の上昇は「観測された[OHC]の傾向を説明できない」のである。