情報あれこれ

主に海外保守系の記事を翻訳、更に登録している180以上の動画から、他メルマガからの抜粋ネタも掲載しています。

鳥インフルエンザの大流行に備え、各国がワクチンを購入


ローダ・ウィルソン 2024年7月13日



昨日 『ネイチャー』誌は、 鳥インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)に備えて各国が行っていることをまとめた記事を掲載した。 裕福な国々はH5N1型インフルエンザに対するワクチンを購入し、監視体制を強化している。

『ネイチャー』誌は、2020年のパンデミックが偽りの根拠に基づいて宣言されたことに何の懸念も示していない。 また 、 Covidパンデミックのために開発されたワクチンが安全ではなく、効果もないことを懸念することもなかった。


ネイチャー誌が 表明した唯一の懸念は 、 低所得国がワクチン調達競争から取り残されることであった。 そこで、疫病対策革新連合(CEPI)は、世界的に 「公平」な対応を保証するために活動している。


昨日、『ネイチャー』誌が『鳥インフルエンザが人類に大流行する可能性がある。各国はどのように準備しているのか? 鳥インフルエンザやワクチン案については、以前にも多くの記事を掲載しているので、こちらと こちらをご覧いただきたい。予知は武装である。


H5N1型鳥インフルエンザの症例が米国の牛で増え続けているとの主張がなされた後、各国は監視体制を強化し、ワクチンの購入や新たなワクチンの開発を行うことで、このウイルスが人にパンデミックを引き起こす可能性に備えている。


まず、パンデミックが起こりうるかもしれないという不安を人々に抱かせるために、次のような表現で恐怖心を煽らなければならない。


高病原性鳥インフルエンザH5N1は、これまでに全米12州の145の牛群と4人の農場労働者から検出されている。研究者たちによれば、牛や人への感染例はおそらく発見されていない。
カナダのサスカトゥーンにあるサスカチュワン大学のウイルス学者、アンジェラ・ラスムッセンは言う。(中略)


鳥インフルエンザは人類に大流行する可能性がある。各国はどのように備えているのか?ネイチャー』2024年7月12日号
https://www.nature.com/articles/d41586-024-02237-4


次に問題が提示される。


研究によれば、ウイルスは空気中の粒子ではなく、汚染された搾乳器具を通して牛の間で広がっている。最大のリスクは、ウイルスが呼吸器系を含む哺乳類により効果的に感染するように進化することである。牛が人と密接かつ定期的に接触していることを考えると、空気感染はパンデミックの火種になりかねない。(中略)


鳥インフルエンザは人間のパンデミックになる可能性がある。各国はどのように備えているのだろうか?ネイチャー』2024年7月12日号
https://www.nature.com/articles/d41586-024-02237-4


そして最後に、パンデミック・ワクチン業界の身勝手な「解決策」が提示されている。


(パンデミックの)可能性に備えるための努力には、リスク評価、モデル化、発生予測が含まれる。オーストラリア、メルボルン大学のウイルス生態学者であるミシェル・ウィルは言う。


パンデミック対策で重視されているのはワクチンである。ワクチンがあれば、万が一ウイルスが蔓延した場合でも、人々を病気から守ることができる。


「現在の公衆衛生上のリスクは低いものの、WHOはインフルエンザのパンデミックに備え、常に準備態勢を整えています」とWHOの疫病・パンデミック準備・予防の責任者であるマリア・ヴァン・ケルクホフ氏は言う。


鳥インフルエンザは人類に大流行する可能性があります。各国はどのように準備しているのか?ネイチャー』2024年7月12日号
https://www.nature.com/articles/d41586-024-02237-4


では、「インフルエンザのパンデミックの可能性」に備えて、どのような国がワクチンを購入しているのだろうか?


5月、米国保健福祉省はCSL Seqirusインフルエンザ・ワクチンを備蓄用に500万回分近く追加購入した。


先月、欧州委員会は英国メイデンヘッドにあるCSL Seqirus社製のインフルエンザ・ワクチン約70万回分を購入した。


また、6月にはフィンランドが、毛皮農場や養鶏場で働くリスクの高い労働者を中心に、鳥インフルエンザに対するワクチン接種を開始した。


どのようなワクチンなのか?


現在入手可能なワクチンは、鶏卵で培養したウイルスの不活化株に依存しており、製造コストは安いが時間がかかる。研究者たちはmRNA技術を使ったワクチンを開発中である。これはより高価であるが、製造が迅速であり、新たな株をターゲットとして製剤を更新することができる。「フィラデルフィアにあるペンシルバニア大学の免疫学者であるスコット・ヘンズリーは、H5 mRNAワクチンの候補を開発し、フェレットでテストした。パンデミックが発生した場合、これらのワクチンは広く使用されることになるでしょう」。


先週、HHSはマサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く製薬会社モデルナに、H5インフルエンザに対するmRNAベースのワクチン開発のために1億7600万米ドルを提供したと発表した。


鳥インフルエンザは人間のパンデミックになる可能性がある。各国はどのように備えているのか?ネイチャー誌 2024年7月12日号
https://www.nature.com/articles/d41586-024-02237-4


この4年半で我々が学んだことがあるとすれば、それはこうだ。 ワクチンは打つな。