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フェイスマスクはCOVID期間中の発病を全く防げなかった、との研究結果


05/24/2024 // イーサン・ハフ



イギリスのイースト・アングリア大学は、武漢コロナウイルス(COVID-19)のフェイスマスクは、いわゆるオミクロン(モロニックという言葉のアナグラム)変異体への感染リスクを何ら減少させないという研究結果を発表した。


布やプラスチックでは感染を食い止めるには不十分であるため、マスクを着用している人の間でも最新型の中国感染症は広がる可能性がある、とこの研究は述べているようだ。


研究者らは、英国国家統計局(ONS)のCOVID調査からデータを収集・利用し、マスク着用者と非着用者の感染率を推定した。調査した期間は2021年11月から2022年5月までで、詐欺の最盛期であった。


ONSの調査には、人々のマスク着用や、仕事パターン、旅行などの生活習慣についての詳細が含まれている。全体として、フェイスマスクが人々を病気から守ることを示唆する証拠は微塵も発見されなかった。


「オミクロン型はこれまでの型よりも上気道を覆う細胞に感染しやすく、感染力が強いことを実験室での証拠が示唆しているのですから、これは全く驚くべきことではありません」と、この研究の共著者の一人であるジュリイ・ブレイナード博士はコメントしている。
(※「感染力が強い」とは、毒性が弱く多くの人に伝染することを言います)



なぜ人々は神話上の浮遊感染症を恐れるのか?


プラスチックの混ざった布切れ一枚で、浮遊する伝染病から身を守れると信じる人がいるという事実が、そもそもかなりウケているのだが、西洋医学にとっては目新しいことではない。


1957年、シカゴ大学のジュリアスA. ロスは「伝染病対策における儀式と魔術」と題する論文を書き、浮遊感染症をめぐる不合理な恐怖とパラノイアについて論じた。


結核とそれに対する政府の対応を例にとり、ロスは、病気がどのように広がるかについては、実際にはほとんど知られていないと説明した。同じような資格を持つ専門家の間でも、このトピックに関しては意見が大きく分かれており、世界がいかに広大で複雑であるかを物語っている。


「これらの不確実性は、しばしば合理的に推論された確率よりも、利便性や投与のしやすさに依存する儀式化された処置に道を開いている」とロスは書いている。


また、「魔法」と呼ぶにふさわしい非合理的な行為にも道を開いている。


かつて、病院では現在と同じように器具を滅菌していなかった時代があり、この事実自体が、人々の細菌に対する恐怖とそれに対する対応が、しばしば 「魔法」の要素によって乱暴に矛盾していることを示している、とロスは当時コメントしている。


「滅菌が特別サービス課の指示のもとボランティアによって行われていること自体、それが病院の本質的な活動ではなく、むしろ補助的なものとみなされていることを示している」とロスは書いている。


「滅菌処理がどの程度便宜的なものであるかは、外部の図書館に返却する本の滅菌について質問されたときの、あるボランティア職員の答えが示している。もちろん、クリスマス直前には無理でしょう。あのランプは、男性たちがプレゼントとして送るOT作品の殺菌のために常に使用されますから」。