情報あれこれ

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ロスチャイルド家とシオニズム、そして「ユダヤ人」とは?

国際情報アナライズ事務局




「救世主によるエルサレムへの帰還」の否定が、シオニズムへ門戸を開く



パレスチナ暫定自治区、ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが10月7日、イスラエルへの攻撃を開始。


以来、イスラエル軍によるガサ地区への報復攻撃は熾烈を極めています。


病院も狙い撃ちされ、この1ヵ月ほどで、ロシアとウクライナ(米国とNATO)との600日余りの戦争よりも、比較にならないほど大量のガザ地区の民間人(女性や子供、新生児まで)が殺害されています。


もし、これがプーチンのロシア軍だったら、マスメディアは最大級に非難をするはずですが、ガザへの攻撃に対して、「人道」という表現こそ出ても、自称評論家や学者ら”電波芸者”からはイスラエル軍そしてネタニヤフ首相に対する非難の声はほぼ出ません。


それはなぜか?
国際情報アナライズを長く視聴している方々でしたら分かりますよね? 


マスメディアを牛耳っているのは、そのスポンサー企業を含めほぼハザール系ユダヤであり、戦争利権を掌握するネオコンたちでもあるからです。


もう1つ、イスラエルに関して「タブー視」していることがあります。


11月号では、英国当主のジェイコブ・ロスチャイルドのインタビュー内容を始め、イスラエル建国までの経緯も仔細にご紹介しましたが、イスラエルは、ロスチャイルド家が建国に深く関与した国家なのです。


そして、同家とセットにできる最重要のキーワードが、シオニズムとシオニスト、ということになります。


シオニズムの考えを最初に書物で発表したのはプロイセン(ドイツ)生まれのユダヤ教ラビ、ヒルシュ・カリシャーでした。


この人物について『ユダヤ百科事典』によれば、「シオニズム思想の先駆者」と讃えられています。


このラビは、フランクフルトを拠点とする2代目宗家アムシェル・マイアー ・ロスチャイルド(初代ロスチャイルドの長男)と親しい間柄だったことも、文献に記されています。


ラビのカリシャーは、1836年の手紙で、アムシェル・マイアー ・ロスチャイルドに、エルサレムの地をオスマン帝国の君主から買い取るよう提案しました(当時、オスマン帝国がパレスチナの地を統治)。


2人は同年に会見をします。


その際、「救世主(メシア)降臨によるイスラエルの救済」というユダヤ教信仰者(ユダヤ人)の中核にある思想を、カリシャーがきっぱりと否定します。


「ユダヤ人のエルサレム帰還を導くはずの救世主が地上に出現することはない」と。


これは、「ユダヤ教改革派」ラビとロスチャイルドによる欧州に居住するユダヤ人(主にアシュケナジーと括られるハザール系ユダヤ人)に向けたプロパガンダの始まりとなりました。


ユダヤ教改革派によるこの修正主義者らがシオニストであり、「政治行動によってエルサレムへの帰還を果たそう」という試み、シオニズムへと門戸を開いたのです。


フランクフルトの2代目宗家ロスチャイルドは生涯、子供ができなかったようで、このシオニズムの考えを受け入れたのが、初代ロスチャイルドの孫の1人で、フランス(パリ)分家のエドモンド・ベンジャミン・ロスチャイルド男爵でした。


彼はシオニズム運動に多大な寄付をします。


それを証明するかのように、エドモンド・ベンジャミン・ロスチャイルドは、1982年に発行されたイスラエルの旧500シェケル紙幣に肖像が起用されています。

(出典:https://en.numista.com/catalogue/note202157.html



イスラエル、ユダヤ人、シオニストの関係


イスラエル、ユダヤ人、シオニスト(シオニズム)がどういう関係、構造かということになりますが、今回、それがハッキリしました。


旧Twitter=Xには、ハマス・イスラエル戦争の勃発から、大量に書き込みと動画のUPが始まりました。


そこにはイスラエルに暮らすラビ(主に正統派と言われるラビたち)の話も含みます。


彼らの主な主張をここに紹介しましょう。


「シオニストはユダヤ人とイスラム教徒に問題を引き起こしている」


「私たち=ラビはパレスチナが単一の独立国家になることを望んでいる。私たちはシオニストをユダヤ人として認めない。シオニストはユダヤ人を代表していない。律法ユダヤ人として、私たちは常にシオニスト国家に反対をしてきた」


「シオニズムはユダヤ教ではない。反シオニズムは反ユダヤ主義ではない。シオニストはユダヤ人ではない」


「シオニストはユダヤ人のふりをし、ユダヤ人の歴史を自らの政治目的のために利用する簒奪者だ。何世紀にもわたって、ユダヤ人とイスラム教徒は共に暮らし、お互いを支え合ってきた。パレスチナの土地を占領している人々は、本物のユダヤ人とは何の関係もない」


「ユダヤ教では、人を殺し、盗み、他人の土地を占領し、国民全体を抑圧することは全面的に禁止されている」


「イスラエルという名前を使うシオニスト、ハザール・マフィアは、ユダヤ人国家ではない無神論者だ」 


「イスラエル建国以来、聖地はユダヤ人にとって安全な避難所ではなくなった。シオニストは、ユダヤ教に属する神聖な名前であるイスラエルの名前を、自分たちの無宗教国家の名前と同一視することで、ユダヤ人を真似ている」 


などです。


シオニストという「偽ユダヤ」が、シオニズムを掲げイスラエルを建国した。


イスラエルの地に太古から暮らしてきたユダヤ12支族(アダム、セト、エノク、ノア、セム、アブラハム、イサク、ヤコブの子孫がイスラエルの12支族とされる。セファラディ系)が「本当のユダヤ人」だと。


13番目の支族「偽ユダヤ=ハザール系ユダヤ人(アシュケナジー系)」に関しては私の講座や講演などでも何度も語ってきましたが、具体的に記せば何世紀も欧州をディアスポラしてきたフェニキア人の末裔、カナン族(悪魔思想)の末裔(その一部が黒い貴族、バチカン入りしたと考えられる)、フン族など騎馬民族でユダヤ教徒の国「ハザール(カザール)王国」の末裔などが、「本当のユダヤ人」に対する「偽ユダヤ」ということになります。


ハザール系ユダヤは、ブリンケン国務長官、CIA長官はじめ、米国バイデン政権の中枢を占めています。


ウクライナの「腐敗しきった」政官財、ゼレンスキー大統領を筆頭に、オリガルヒ(財閥というよりマフィア)、そしてイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相もそうですが、皆、「シオニスト」として括って良いのではないでしょうか。


そして、ウクライナとイスラエル、両方ともがロスチャイルドらシオニストが創造した「人工国家」ということになります。


そして「世界統一政府」の樹立を目指すシオニストであり「偽ユダヤ」のDNA上に刻み込まれた天敵の1つがロシア人(なぜなら彼らは強く、しかも支配されようとしないから)、そしてもう1つが、「イスラエルの地にずっと居座る(しかし、その実、太古から住んでいた先住民)」のイスラム教徒やキリスト教徒のパレスチナ人と、彼らを援護する周辺アラブ諸国という構造です。


シオニスト国家イスラエルは、パレスチナ人をこの世から抹殺したいのです。



ロスチャイルドらのバルフォア宣言をアシストした⁉英王室


イスラエル建国の起点となったのが「バルフォア宣言」です。


ネタニヤフ首相(祖父はシオニストの政治活動家、ラビ、作家。父親は学者)も、「自国建国のプロセスにおける『中心的な一里塚』」と表現しているバルフォア宣言は、第一次世界大戦最中の1917年11月2日、大英帝国が事実上、大戦後にパレスチナにユダヤ人の国家を建設することを認めた宣言で、ロイド・ジョージ内閣の外務大臣、アーサー・ジェームズ・バルフォアから、ロンドンのライオネル・ウォルター・ロスチャイルドへの「書簡」という形で出されました。


同年3月と10月には何があったでしょう? 


偽ユダヤの中でも暴力的革命を望んだトロツキーたち一派が仕掛けた「ロシア革命」です。


英国王ジョージ5世の従弟だったロシア皇帝ニコライ2世らファミリーは、クリミアのリバディア宮殿に幽閉され、その後シベリアに幽閉され、さらに10月革命でボリシェビキが臨時政府を覆してからは、元皇帝を裁判にかけるべく、モスクワに出頭させようとし、その過程でウラルの過激派に身柄を取り込まれて、裁判もなく、しかも家族や従者もろとも処刑されるに至りました。


当時の大英帝国議会、そしてジョージ5世国王は英王室の存続のため、ロスチャイルド家らによるシオニズム運動を公文書扱いする工作、その後のイスラエル建国まで協働していったのではないでしょうか。


ジョージ5世国王の母アレクサンドラとニコライ皇帝の母マリアは姉妹でした。


デンマークの美人姉妹だった王女が瓜二つだったことから、従兄弟関係のジョージ5世とニコライ2世も双子のようにそっくり!


国賓の集まる席では度々、互いに間違われたそうです。


(出典:https://imperial-russia.tumblr.com/post/133090453465/nicky-and-georgie-aka-future-emperor-nicholas-ii
(出典:ジョージ5世 (イギリス王) - Wikipedia


ロシアの最後の皇帝となったニコライ2世と英国王ジョージ5世 (生死において明暗を分けた!)


英国王ジョージ5世にとっては、ロシア皇帝ニコライ2世のみならず皇后アレクサンドラもいとこです。


ところが、英国内では専制君主としてのロシア皇帝を自国に招き入れることを良く思わず、またボリシェビキ(攻撃的な共産主義者)への畏れもあり、政府間の調整が手間取っているうちに「受け入れない方針」になったとされますが
果たして……。


もっとシンプルに言えば、ハザール系ユダヤの中の超大物ロスチャイルド家ら「トロツキストなど恐怖の集団を操る」シオニストに逆らえなかったのではないでしょうか?


ジョージ5世は父エドワード7世とともに、ニコライ2世の唯一の息子(娘は4人)で皇太子のアレクセイの洗礼時に代父(生まれた子どもの洗礼や堅信礼に教会で立ち会い、受洗者の神に対する約束の保証者)をしました。


そういった親子のような関係だった若き皇太子まで見捨てたのです。


さらに翌年1918年には、「ドイツ革命」が起きました。


大衆蜂起という(ロスチャイルドらハザール系ユダヤが仕組んだ!?)カタチで、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が退位、ドイツ帝国が打倒されました。


ドイツ王室1000年史(欧州史を動かした3王家、ザクセン・プロイセン・バイエルン)の栄華と終焉です。


そして、第一次世界大戦が11月に終結。


1919年にワイマール共和国となり、新札が刷られ、1923年にはハイパーインフレで国家生存の危機に追い込まれ、マルクは紙屑に。


当時の賠償債権国は米英! 


(歴史は彼らによって繰り返されます。ドルが紙屑になりそうですが、その時、日本は???) 


欧州の王家、国家を深く知れば知るほど、偽ユダヤ人、シオニストらに「金融」工作のみならず「存亡につながる恐怖」で支配され、「革命」というクーデター、テロリズムで、王家の歴史を強制終了されてきた歴史だったことが分かります。


もしくは英王室のように、彼ら「偽ユダヤ」と早々から一体化して、利権を共有し、醜く肥大化していった歴史を「隠し」持っているのでしょう。


明治維新以降の日本も……
そして皇室も……。