三橋貴明×大石久和氏 特別対談【災害死史観の日本は生き残れるのか?】
三橋貴明×大石久和氏 特別対談【災害死史観の日本は生き残れるのか?】
災害死史観と紛争死史観。
これ、とても重要です。
戦後、GHQが日本に上陸する際に暴徒に襲い掛かられるんじゃないかと警戒していたそうですが・・・そういったことは一切ありませんでした。
これ、災害死史観ですね。
日本人は大東亜戦争を紛争として捉えていたのではなく、災害と捉えて「これからは復興をしないと!」と前向きに高度経済成長へと進んでいった事に関しては良い事でした(他国ではなかなか真似できないでしょう)。
動画で話されているように、日本人はall-or-nothing(「ゼロ」か「100」か)で判断しがち。
例えば、自動車運転免許を取得しようと考えている人が「人を引き殺してしまうリスクがあるから」「交通事故で他人を負傷させてしまうと・・・」とデメリットばかりを考えていたら、自動車学校へも行けませんよね。
みんな優しいから他人を思いやって自動車免許は取らない、とはならないわけです。
メリットとデメリットを天秤にかけて、その結果として多くの人は自動車免許を取られています(最近は都市部に住まわれている方はこの傾向が減ってきているようですが)。
この災害死史観が災いして、いつも日本は何事も世界で最後に始まって、そして最後までやっているそうです。
三橋さんが以前仰っていましたが、感染対策も日本が最後までやり続けるだろうと。
実際にそうなってきていますよね。