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国連の「地球温暖化」ヒステリーに反論する3つの新しい査読付き研究

C62(シロクニ)


2023年11月10日掲載 文:マーク・アダムス



2023年の夏が、ファンタジーに満ちた見出しを生み出さなかったとは、誰も正当に主張できない。


この点で、国連は 「地球が沸騰する時代が到来した 」というフレーズを含む見出しを打ち出し、プロパガンダの世界チャンピオンであり続けている。


この見出しに続いて、今度は 「人類は地獄への門を開いた 」というセンセーショナリズムの作品が発表された。


渦巻く嘘の渦の中で、CO2連合からの新しい情報がある。


1948年から2020年までのEPA(米国環境保護庁)のデータによると、合計863の気象観測所、つまり81%の観測所が、猛暑日の数は減少しているか、あるいは変化していないと報告していることを、どれだけの人が知っているだろうか?


言葉よりもビジュアルがお好きな方のために、国連のヒステリーに反して、少なくともアメリカでは、地球沸騰の時代に直面しているわけでも、地獄の門を覗いているわけでもないことを示す見事な地図[下図]がある。


地図提供:CO2連合https://co2coalition.org/



しかし、国連の黙示録的予測を考える上で、もうひとつ忘れてはならない事実がある。都市部は国土の4%しか占めていないが、ほとんどの気象観測所は都市部にある。


これらの地域には、熱を吸収する特性のあるコンクリートやアスファルトが豊富にある。その結果、これらの都市部の島々は農村部の島々よりも気温が高くなっている。


これは重要な問題を提起している。 気温測定値の大半が、もともと気温の高い地域で測定されたものである場合、気温上昇の主張にどれほどの歪みが生じるのだろうか?


国連は、これらのヒートアイランドが地球の気温に与える影響は10%以下だと主張している。


IPCC(気候変動に関する国際パネル)は最新の報告書で、「都市の温暖化」が地球全体の気温上昇に占める割合は10%未満であると推定している。


しかし、多くの科学者たちは、この主張はまやかしだと考えている。


最近、立派な査読誌に発表された3つの論文は、データを厳密に再検討し、報告された気温上昇は40%も偏っていると結論づけた!


Climate誌は 「北半球の地表面温暖化の検出とその原因」(英文 )」を発表した。


天文学・天体物理学研究ジャーナル誌は、この懸念に共鳴し、「1850年以降の北半球の地表面温度変化の検出と推定における課題 」を発表した。


また、応用気象学・気候学ジャーナル誌も同様の結論に達した研究を発表している。 「日本とアメリカの均質化された気温記録における都市の混合の証拠: 日本とアメリカにおける均質化された気温記録における都市ブレンドの証拠:世界の地表面気温データの信頼性への示唆 」である。
https://journals.ametsoc.org/view/journals/apme/62/8/JAMC-D-22-0122.1.xml


誤解のないように言っておくが、立派な査読付き学術誌に掲載されたこれら3つの最近の研究は、IPCCを否定するものである。 いずれもデータが豊富な研究で、都市部のヒートアイランドが地球全体の気温上昇の10%未満しか占めていないという主張に反論している。


それどころか、都市部のヒートアイランドが、報告されている気温上昇の40%もの原因になっているというのだ。


CO2連合の地図に戻り、気温上昇とされるもののうち、どれだけが気温上昇を反映しておらず、ロサンゼルス盆地、サンフランシスコ湾岸地域、フェニックス都市圏、ソルトレイクシティ都市圏、マイアミなどの都市部におけるコンクリートやアスファルトの熱吸収特性を反映しているのか、自問してみてほしい。


皮肉がこれほど美味しいことはめったにない。