GHQ「日本軍の強さ、日本の強さの根源は〇〇だ」
第二次世界大戦後、GHQは日本に神道指令を発令しました。
この神道指令によって、神道・神社が国家から分離させられていくことになりました。
実は、この神道指令こそ、GHQが日本の侵略計画のなかで最も重要視したものだったのです。
一体なぜ?
GHQは戦争が始まる前から日本という小さい国がどれほど強いかを日清戦争、日露戦争で思い知っていました。
だからこそ、アメリカは日本についての研究を何年にもわたってしていました...。
第二次世界大戦のときには、欧米の政治家や外交官、戦略家などが日本を理解しようと、
日本の歴史を1000年以上も遡り、古事記や日本書紀を読み漁っていたのです。
そして他の歴史書にはない日本独自の特徴を見つけてしまいました...。
それは歴史の始まりが「神話」であること。
他の国にはない、この特徴こそが強さの秘訣であるとアメリカは断定しました。
「絶対にこの神話は壊さなければならない。」
そう思ったGHQは神道指令を出して、神話を学ぶこと、日本書紀を読むことを禁止したのです。
他国の宗教を取り締まることはハーグ条約という国際法に違反していました。
つまり、アメリカは世界を的に回すことよりも日本の神話の方が怖かったということです...。
神道指令草案者バンスが考えの主軸としたD.C.ホルトムの主著“Modern Japan and Shinto Nationalism”には「政治、教育および宗教の三者の合体」した「国家神道」は、明治維新以来、右肩上がりの発展を続けた結果、「驚くべき上昇」と「前代未聞の強力なもの」となったと書かれています。
昔から伝わる神話が日本の精神的主柱となり、政治や教育の根幹となっていることが一番恐ろしいと気づき、GHQは死に物狂いで破壊工作に努め、とうとう日本の神話を破壊してしまいました。
だから今の私たちは神話を学びませんし、歴史の教科書は卑弥呼や邪馬台国から当然のように始まります。誰も自国の歴史を疑おうともしません...。
今の日本は「占領が終わったから奪われたものを取り返す」ということができず、そもそも失われた自国の歴史に気付いてすらいないのです。
今、日本では、
「皇室なんて、必要ではない。」
「皇室に税金を使うな。」
という声をあげる人がいます。
本当に日本に皇室は必要ないのでしょうか?
ここまで、読んで頂いたあなたはもうご理解いただいているかと思いますが、日本の皇室は
世界でも例を見ない歴史と伝統を誇り、他国から賞賛されるものなのです。
ではなぜ世界中の国々がうらやむ皇室をなぜこのように批判するのでしょうか?
それは、現代の日本人が皇室に対して、あまりに無知だからです。
戦後、日本では天皇について学校で習いません。
それは、アメリカが教育改革という名の下に天皇についての教育を禁止したからです。
天皇を中心とした日本の強さを恐れたアメリカは、日本が二度とアメリカの脅威とならないように、日本人から「天皇」に関する知識と理解を奪ったのです。
【号外】月刊三橋事務局 より