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米農務省、豚のタンパク質を生産する遺伝子組み換え大豆を認可


05/03/2024 // ランス・D・ジョンソン



米国農務省(USDA)は、豚のタンパク質を生産する遺伝子組み換え大豆にゴーサインを出した。英国に本社を置くMoolec社は、大豆タンパク質と豚ミオグロビン(豚タンパク質)の混合物を生産する遺伝子組み換え大豆を開発した。同社は、この新しいハイブリッドは動物の肉と同じ味、食感、栄養価を持ち、最終的には従来の肉の「代替品」になると主張している。これらのフランケンフード大豆は伝統的な方法で収穫されると予想されるが、様々な植物と動物のハイブリッドタンパク質を作るために使用され、新たに作り出される偽肉製品の市場に組み込まれることになる。


近年、畜産は環境に対する世界的な脅威として描かれ、遺伝子実験や高度に加工された「ヴィーガン」代替品に取って代わられ、世界中で徐々に淘汰されつつある。グローバリストとベンチャーキャピタリストは、人口を搾取するために、遺伝子組み換え作物、昆虫工場、mRNA汚染作物、合成肉に投資している。


グローバリストたちは、豚のような大豆や、牛の肉を混ぜたエンドウ豆のタンパク質を国民に食べさせようとしている。
ブタ大豆は、大豆産業に革命をもたらすと期待される遺伝子組み換え大豆の最新作である。さらに同社は、牛のタンパク質を生産するエンドウ豆の新種を開発中だと主張している。研究者たちは、この実験的な遺伝子編集が遺伝的、世代的にどのような影響を及ぼすかについて懸念している。同社は、この新しい大豆は従来の大豆を26.6%の動物性タンパク質を持つ大豆ハイブリッドに接合するものだと主張している。ハイブリッド大豆の内部はピンク色の肉色をしている。この新しいフランケンフードに使われている正確な動物遺伝子は企業秘密として分類されている。


ある研究によれば、CRISPR-Casを遺伝子編集に用いると、植物ゲノムに大きな損傷を与える。CRISPRによって誘発されたDNA切断は、染色体貪食で見られるようなクロスオーバー、染色体喪失、染色体再配列を引き起こす可能性がある。遺伝子編集の対象となるヒト細胞でも動物細胞でも、遺伝子交換、遺伝子再配列、遺伝子喪失という同じプロセスが起こる。


「ゲノムを『切断』することの結果は、ある程度予測不可能で制御不能です」とテスト・バイオテックは言う。DNAの両鎖が切断された場合、通常CRISPR-Casがそうであるように、染色体の両端が互いに接触しなくなる可能性がある。染色体の切断の修復がうまくいかなかった場合、切断された末端は失われたり、再配列されたり、別の場所に組み込まれたりする可能性がある。


この大豆と豚のハイブリッド・プロテインは、十分な検査も行われないまま集団に導入される新規の物質である。米国農務省動植物衛生検査局(APHIS)はすでに、ピグソイとその遺伝的変異体は通常の大豆よりも害虫リスクが高くないと判断している。人体へのリスク要因を完全に無視したこのひとつの仮定により、同庁はこの製品をさらに規制する必要はないと考えている。


ヘルス・リサーチ・インスティチュートの共同設立者であり、CEO兼チーフ・サイエンティストであるジョン・フェイガン博士は、この新しい遺伝子組み換え食品を食べることのリスクについて語った。フェーガン博士は、この製品が特に懸念される点として、「これまで人間に与えられてきたほとんどの遺伝子組み換え食品は、製品の中の脇役であったが、ここでは遺伝子組み換え食品が主役となる」と述べた。この種のGM食品を食べる人は、過去に食べたものよりはるかに多くの量を食べることになるので、この製品は「より多くのリスク」をもたらすと彼はDefender紙に語った。彼は、予期せぬ、予測不可能な副作用が起こるという非常に現実的で深刻な懸念が常にあると述べた。